教育体制を知る

おゆみの中央病院看護部では、患者さまに寄りそう「心のこもった」看護のために、ナーシングラダー制度で着実なキャリアアップを目指しています。

ナーシングラダーに沿った卒後教育

当院看護部のナーシングラダー制度はラダーI~IVまでで構成されており、段階に応じた研修プログラムで効率的にキャリアアップが可能です。

到達レベル おもな研修プログラム
ラダー
Ⅰ
新卒
  • 基本的な知識・技術・態度を習得し、定められたマニュアルに沿って安全な看護ができる
看護技術・看護記録・BLS・与薬・医療安全・感染対策・多重業務・整形外科疾患の看護・呼吸器疾患の看護・脳血管疾患の看護・医療機器の取り扱い
ラダー
Ⅱ
卒後2~3年
  • 対象の個別性を捉えアセスメントし、看護の実践ができる
  • 担当看護師としての役割と責任を果たすことができる
インシデント傾向と対策・標準予防策・スキンケアと褥瘡対策・接遇・急変時の看護・医療機器の取り扱い・リーダーシップ・看護必要度
ラダー
Ⅲ
卒後4~5年
  • 専門領域におかえる知識技術を持ち、看護実践の役割モデルとなれる
  • 看護単位内でのリーダーシップを発揮できる
看護倫理と接遇・KYT・インシデントの傾向と対策
ラダー
Ⅳ
卒後6年以上
  • わずかな情報の中から直感的に把握し、看護実践ができる
  • コーディネーターとしての役割が果たせる

また、さらなる看護技術の向上を目標とする看護スタッフには、法人独自のキャリアアップ制度により、認定看護師や特定看護師取得を積極的にバックアップしています。

新人看護師が臨床現場に
スムーズに順応できるよう
職場全体で支援

教育プログラム及び教育担当者によるマンツーマン指導、ナーシングラダーに基づく集合教育を通して、一人一人の資質向上に努めています。

看護部でのおもな院内研修

※平成28年度 4月〜10月

  • 4
    • 法人研修
    • 新人研修
    • 安全運転講習会
    • 心電図
  • 5
    • PCA装置について
    • 口腔ケア・食事介助
    • 16重症度、医療・看護必要度研修
    • 感染対策を見直す
    • スーパーキャス5の使用方法
  • 6
    • 安静度・リスク・禁忌肢位について
    • RICE
    • 医療安全管理
    • KYT
    • 骨粗鬆症とフォルテオ皮下注
    • ボナロンゼリー・人工関節の適応
    • 基本動作介助方法について
    • 糖尿病と認知症の関連(Web講習会)
  • 7
    • 尿破棄に潜む感染リスク
    • 熱中症・脱水について
    • 認知症
  • 8
    • いまエビデンス以降の周術期、感染対策を!
    • 「気づく」訓練の必要性
    • 急変時の対応
    • 認知症勉強会
  • 9
    • 認知症ケアの要点
    • 心電図
    • 褥瘡の栄養〜サルコペニアを踏まえて
  • 10
    • DVT・症例の振り返り
    • 医薬品
    • DC
    • ループレコーダー
    • 職業感染
    • 輸血